あなたの噛み方に注意を払ってください。
・あなたは片一方だけで噛む癖がありませんか?
・もしそうならばあなたの歯や歯肉に不快なところがありませんか?
・噛み合わせが公平でないところがあり片一方を使う原因になっていませんか?
そのような場合は歯科医師によって補正する必要があります。そしてただ片一方を使うことが癖ならば、意識して両側で噛むことが必要です。偏った噛み方が原因だとすると、あなたの頭の側面にある顎関節は磨耗をはじめます。
あなたは日中または睡眠中に歯をくいしばったり、きしませたりしていませんか?あなたが寝ている時にそのようにしているかどうかを家族に尋ねてみて下さい。これは「歯ぎしり」と言われる状態で多くの人々が持っている癖ですが実感はありません。歯ぎしりはあなたの顎を傷つけるだけでなく歯も傷つけてしまいます。
歯科医院では歯ぎしり防止のためにナイトガードという装置を患者の口に合わせて提供しています。
日中に歯ぎしりを行うのは無意識のうちにストレスがたまっている証拠です。体のストレスに充分気を付けて下さい。もし歯ぎしりを行っているならば意識的にリラックスして下さい。
顎を休める事を考えて下さい。硬い食べ物は歯や顎を疲れさせます。もしすでに顎関節症と診断されている場合は下記のことについて守って下さい。
- 顎関節を守るために口はあまり大きく開けないで下さい。
- 小さい口で物を噛んで下さい。
- 長い時間歯科治療を受けないで下さい。
- 全身麻酔を避けて下さい。
- 歯科治療の際は定期的に休憩を取って下さい。
- 顎関節を休めるために20分ほど顎関節を暖めて下さい。
- ひどい痛みの場合は氷で、10分間隔で冷やして下さい。
- 痛みには5分温めて5分冷やすことを繰り返すと良く効きます。
- 血の循環を良くするため、また筋肉をほぐすため軽くマッサージをして下さい。
- 親指と人差し指の間に顎関節に効くつぼがあります。
- 正しい姿勢で座って下さい。
- 受話器を肩と顎の間にはさまないで下さい。
- 首をサポートするためにうつ伏せで寝ないで下さい。
- 激しい運動は避けて下さい。動作がゆっくりとしたヨガなどは顎にとって素晴らしい運動です。
- 痛みや感染に備えて予防薬を飲んで下さい。
- 普段から健康な食生活を保って下さい。
顎関節症でお悩みなら
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