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 歯のケアは生え始めが大切
口腔衛生は赤ちゃんにとってとても大事な事柄です。

赤ちゃんの歯を大事にしてあげる事はとても重要です。なぜなら赤ちゃんの歯は次に生えてくる永久歯にも影響するからです。子供の時の口腔衛生がこれからの健康を左右するといっても言い過ぎではありません。

先ず初めに赤ちゃんの歯肉を湿った布で拭いてあげましょう。最初は嫌がるかもしれませんが、だんだんと慣れてくるはずです。歯が生え始めのころの敏感な歯肉にはこれがとても効果的です。 布で歯肉をふき取る事によって、歯肉に付着しているバクテリアを除去する事ができ、歯が生えてきても、歯磨きの摩擦に耐えることが出来るでしょう。

6〜12ヶ月で歯が生え出すと、赤ちゃん用の歯ブラシで歯磨きに慣れさせましょう。赤ちゃん用の歯ブラシは毛が柔らかく、先の丸い物を選んでください。歯磨き粉は付けず、水のみのブラッシングで十分です。赤ちゃんは歯磨き粉を飲みこむ可能性があるからです。

毎食後と就寝前に歯磨きをしてあげてください。歯磨きに慣れてくると、ブラッシングの感触に慣れてくるはずです。

赤ちゃんのエナメル質は永久歯れとは違って薄く柔らかい構造になっています。そしてバクテリアにはとても敏感です。一度虫歯になるとその進行は大人と比べてとても速いのです。

赤ちゃんの歯は出来るだけ長く生えている方が永久歯の為に良い環境になります。永久歯が正しい位置に生えるように、乳歯の間からそのケアを怠ることはできません。乳歯が自然に抜ける時期よりも早く抜けてしまったり、抜歯しなければならない状況になると、その隣り合った歯の並びがおかしくなってくるのです。
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