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 緩んだ歯

歯周炎による歯の損傷
もし歯周炎によって歯を失っているなら、歯科医による検査が必要です。

治療法:
すでに歯がぐらついているとしても、まだその歯を保存することが出来ます。
まずはじめにX線写真が撮られます。そして歯と歯肉の隙間の深さをプローブという器具で測定します。深さが3ミリ以上は歯周炎と診断されます。

この病気の治療法として、スケーリング(歯石除去)とルートプレーニングが行われています。(歯石を取り除き歯根表面を磨きます)他にぐらついた歯の固定や手術(歯肉をもとの位置まで戻し、骨と歯肉を健康な状態に改善します)などがあります。
これらの治療は一般の歯科医院で受ける事が可能です

口腔内の損傷により起こる場合
歯を強打すると、歯が緩む原因となります。まだ正しく並んでいれば治ることもありますが(2〜3日又は数週間)、神経と血流が切断されてしまうと、歯が死んでしまうことがあるということを知っておくことは大切です。もしそうなると、歯肉にできもの、歯に痛み、歯が変色し黒くなる、などの症状がでてきますが、全く何も症状がでないこともあります。

治療法:
もしあなたが、歯の緩みに関係するようなけがをしたときは、すぐに歯科医院へ行ってください。その歯は1年もしくはそれ以上の間健康であるかのように見えるかもしれませんが、神経と血流が切断さていないかどうかの検査を受ける必要があります。

矯正後(歯列矯正)
矯正中や矯正後は、一般的にいくつかの歯がわずかに緩くなります。留め具及びワイヤーの張力によって、歯の両側に特殊な細胞を形成します。これによって一方の骨組織はなくなり、反対側に新しい骨組織が作られます。この仕組みによって歯が移動するのです。全ての治療が終わるまで、歯は著しく緩みます。

治療法:
矯正歯科医院にご連絡ください。