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生体用シリコーン床用レジンの化学結合により高度な安定と使用感を実現した最新のシリコーン裏装義歯 歯科技工 The Journal of
Dental Technology |
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■内容
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Part1
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Part2
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Part3
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| Part3 |
| 生体用シリコーン裏装義歯に効果的な義歯洗浄剤の追求 |
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シリコーンはその優れた弾性により,高い適合性と装着感を実現するが,一方で,多孔質の組成により「汚れやすい」という欠点をもつことは周知のとおりである. |
さらに北海道大学歯学部の伊良原 彰氏による「義歯床粘膜面のプラーク形成について」という論文には,プラーク形成は3日日から急速に形成されるという報告がみられた.そのためこれまで歯科医師から,一日一回の洗浄剤使用による洗浄を患者に義務づけてもらってきたが,食材によっては甚だしく汚れたり,一度着色するとなかなか落ちにくく残留してしまう結果となった. そこでこの汚れの激しい患者の義歯のみを,次亜塩素酸ナトリウム系の洗浄剤(花王キッチンハイター・次亜塩素酸ナトリウム系)で用法を守ってテストした結果,非常によい結果が得られた(図58〜60).最長1週間浸け置きしておくと,表面の頑固な汚れもきれいに洗浄されてしまい,生体用シリコーンの原色である乳白色の表面になった.しかしこの方法も,長期間続けていると,今度は塩素の影響で生体用シリコーン表面が少し黄ばむようになり,金属部においては黒く変色させてし まう. 2.酸素系過炭酸ナトリウムの効果 それらを解決するために,同等の効果が得られて,将来において変色の影響もない洗浄剤として,酸素系の過炭酸ナトリウム系の洗浄剤(花王キッチンハイター・過炭酸ナトリウム系)をテストした結果,非常に満足する結果が得られた.金属に対してはほんの少し曇りが発現したのにとどまり,問題にするレベルでもなかった.また同成分は,洗浄後よく水洗いをすることによって洗い流され,口腔内においても為害性がない.同成分には,次亜塩素酸ナトリウムと同様に除菌・除臭効果があることも知られている. なお,明海大学歯学部細菌学教室の小峰一雄氏は,70℃の湯に1分間浸水すると,口腔内細菌を死滅させる効果があると報告されている.ただこの方法は,滅菌効果は高いものの,レジンの変形温度の限界に近いため,取り扱いには注意する必要がある. |
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