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歯周病の検査


歯肉炎と虫歯の検査は初診診療の中で一番大事な検査の内の2つです。

もし、歯周病にかかっている場合で、未だ異常個所が見当たらない場合は、X−線、やポケットプローブと呼ばれる歯と歯肉の間の深さを測る機材を使って深さを測ります。

歯肉ラインが下に下がった場合、歯が歯肉から突出しポケットができます。医師がこのポケットの深さを測ります。

健康な歯肉は歯と歯肉がぴったりとくっついていてポケットはありません。早期の歯周病はこのポケットができます。一般的に、ポケットが深いほど歯周病の進行が大きいと考えられます。

出血も感染のサインの内の一つです。健康な歯は出血しません。歯科医は歯肉の深さだけでなく、色や形を検査します。健康な歯肉はピンク色をしていて、表面にオレンジの皮のように小さいくぼみが有ります。 歯肉は赤く腫れくぼみは消えてしまいます。


X-線は歯周病についていろいろな事を教えてくれます。健康な口腔内は歯肉ラインは一定です。歯周病にかかっている歯肉ラインは健康な歯肉ラインと比べて低い位置にあります。

それでは、初診診療で歯周病の検査を行う基準は

  • 歯と歯肉の間の溝が3ミリ以上ある
  • 歯茎から出血している
  • 歯茎が腫れて赤い
  • 骨が侵食されている

歯周病はどのようにして起こるかはご存知でしょうか?歯周病は歯垢の蓄積によって起こる病気です。歯垢から出される酸によって歯、歯肉が侵されます。

虫歯を見つける事は時に非常に難しい事です。X−線写真や探針を使ってそのような虫歯を探しだします。X-線写真で見た虫歯は黒く写り、クラウンや詰め物は白く映ります。

虫歯は小さい時に発見する事が治療を早期に終了させる為の鉄則です。一度エナメル質を通り過ぎ、象牙質まで行くと虫歯の進行は深刻になり、それ以上行くと根管治療が必要になります。

歯科医院では、歯を治療する時に、歯それぞれに番号をつけています。治療の際には、医師がそれぞれの歯の番号を基に治療を行っています。勿論、完全に治療が済んでいる歯は治療の対象外になるわけです。

 
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