TOP > 日本歯科漂白研究会
 日本歯科漂白研究会

■白い歯とネイルアート

ネイルファッションを私が初めて日本に紹介してから、早いもので約20年の月日がたちました。現在、新しい商業施設の中には必ずといっていいほどネイルサロンがあり、若いOLや主婦達が気軽にネイルファッションを楽しむ時代になりました。
そして、あまり知られてはいませんが、このネイルファッションの世界と歯の世界には意外な接点があるのです。現在、流行しているつけ爪の原料は、 義歯。アメリカのある歯科医が爪に応用し開発したのが始まりでした。ですから、ネイルの道具の中には、歯医者さんで見かける道具が沢山あります。
アメリカでは、爪先を真っ白にするフレンチスカルプチュアネイルというつ け爪が大変なブームです。また、爪全体を透明にするクリアーネイルと呼ばれるガラス細工のようなつけ爪や小さなお花をあしらったデザインネイルなどにも人気があります。涼し気で指先が美しく見えることから、日本でも若い女性の問でも流行しています。そうはいっても、爪の初心者にとって、つけ爪までは中々勇気のいるものです。しかし、つけ爪をしないまでも、爪を磨いたり、トリートメントをしたりするネイルケアは誰にでも出来るはず。 握手の時に、人前に出す手がガサガサだったり、爪がぽろぽろでは良いビジネスチャンスにも恵まれません。アメリカではビジネスの世界においては、当然の身だしなみとされています。お茶も名刺も縮震な手で出されたら気持ちの良いものです。アメリカの社会のように、日本の社会においても21世妃には、白く美しい歯と同様、ネイルケアは男女を問わずなくてはならないものとなることでしょう。

●木村 安气子●

 カリフオルニア州立大学を 卒業。アメリカのネイル専門校でネイルを学び、カリフォルニア州公認のライセンスを 取得。米国ネイルアートコンテストで1位となり、ネイルマガジン「NAILS」の記事に掲載される。1983年に安笥子ネイルアートアカデミーを 開設し、スクール運営及び指導をはじめる。現在、(株)エルフ代表取絹役。伊勢丹新宿店、表拳道店など都内に6店舗のサロンを綻営する。サロン経営の他、「SK2」、「きれいなお姉さんはすきですか?」 などの数多くの丁∨コマーシャル撮影において、多くのタレントのネイルを担当している


戻る 次へ